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バリウムがトイレに流れない!トイレに残る原因と対処法【予防策まで】

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バリウムといえば、健康診断や検査などの際に飲んだことのある方も多いのではないでしょうか?そのバリウムですが「トイレがつまってしまった!」「トイレの水が白く濁ったままになってしまう」などトラブルのお声もよく聞きます。

今回のコラムでは、年齢を重ねるにつれて使用頻度が高くなるバリウムについて、 バリウム検査の後、トイレを詰まらせたくない方は必見です!

バリウムがトイレで流れない!その理由と原因

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バリウムが入った排泄物は、通常の排泄物と比べてトイレで流れにくくあります。その理由として、「バリウムの性質」が関係しています。

《バリウムの特性1》金属製で固体化しやすい性質である

実はバリウムは、検査などの際に液体として身体に含むのですが「金属製で固まりやすい」という性質を持っています。そのため、胃の中にある内容物と合わさることで、固形の形で排出されきます。通常の排泄物よりも固いだけでなく、排出されるまでの時間がかかるほど固くなっていきます。そのようなことから、バリウムを含んだ排泄物はトイレに流れにくいのです。

《バリウムの特性2》水よりも重量があり、粘着性が高い

もう1つ、バリウムの特性として「水よりも重量がある」ことが挙げられます。そのため、排出されたバリウムはトイレの溜水の底に沈んでしまいます。それだけなく、バリウムは粘着性も高いため、トイレに沈んだバリウムが底にくっついてしまい、トイレが流れにくくなります。

 

このようにバリウムが持つ特性もありますが、もう1つの原因として私たちが使用しているトイレとの相性が悪いということも挙げられます。

バリウムは節水型のトイレと相性が悪い!

最近、少ない水で利用できる「節水型のトイレ」がご家庭に普及しています。この節水型トイレは、家計にも優しく節水にもなるため重宝されていますが、バリウムとの相性はよくありません。

通常の排泄物であれば節水型でも問題なく流れますが、バリウムが含まれた排泄物は通常のものよりも固く粘着性があるため、どうして流れにくくなってしまいます。節水型のトイレは水の勢いが弱まってしまうからです。

 

バリウムに関するよくあるトラブル3つ

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バリウムに関してホームサポートサービスがよくお声をいただくトラブルを3つご紹介します。

 

 1)バリウムが便器にへばりついたまま流れない

これはバリウムで最もトラブルです。バリウムは特性上、粘性が高く、乾燥すると固まりやすいため、便器の表面にへばりつき、通常の水流では完全に流れ切らないことがあります。バリウムが流れない場合、ぬるま湯を使って溶かしたり、トイレブラシで丁寧に取り除く必要があります。

 2)流れたが、便器の中の溜水が白く濁ったままになっている

バリウムは一見流れたように見えても、流れきっていない場合もあります。バリウムが流れた後でも、トイレの底にある溜水が白く濁ったままの状態になっている時には注意が必要です。微量のバリウム粒子が水中に残り、白濁した状態になることがあります。

このような状態になると単に「水が白く濁っている…」という見た目の問題だけでなく、長期的には配管の詰まりの原因にもなりかねません。白濁の状態が続く場合は、何度か水を流し続けるか、専用の洗浄剤を使用することをおすすめします。

 3)バリウムが流れたはずなのに、つまってしまう

便器から流れたバリウムが、排水管の中で固まり、詰まりを引き起こしてしまうことがあります。特に、古い配管や曲がりが多い配管ではこの”つまり”問題が発生しやすくなります。これは最も深刻なトラブルの一つなのですぐに対処が必要です。このような場合、市販の詰まり取り剤では対処できないことが多く、専門の水道業者による高圧洗浄などが必要になる可能性があります。

【保存版】自力でバリウムをトイレに流す方法

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ここからはバリウム後、トイレでバリウムが流れなかった場合の対処方法をご紹介いたします。自分で対処できる方法をご紹介しますので、まずはこちらを試してみてください。ただし、無理な力を加えたり、適切でない道具を使用したりすると、トイレを傷つける可能性があるので注意が必要です。

自力でバリウムを流す手段として、以下の5つをご紹介します。

・トイレブラシで剥がす
・40〜50度のぬるま湯で流し込む
・割り箸で取り除く
・ゴム手袋をして物理的に取り除く
・トイレ用洗剤を使って溶かす

 

対処法1)トイレブラシで剥がす

ご自宅にあるトイレブラシを使ってバリウム剥がしをしてみましょう。この際、金属製のものを使用すると便器を傷つけてしまうので使用しないでください。バリウムが付着している部分を、水を流しながら優しくこすります。ブラシの毛先を使って、バリウムを少しずつ剥がしていきます。力を入れすぎないよう注意し、根気強く行うことが大切です。

対処法2)40〜50度のぬるま湯で流し込む

バリウムは温度が上がると溶けやすくなります。40〜50度程度のぬるま湯をバケツなどに用意し、勢いよく流し込みます。この40〜50度という温度帯は、バリウムを溶かすのに効果的であり、かつトイレの陶器を傷めにくい温度です。また、熱湯は絶対に使用しないでください。熱湯の方が溶けるだろう!と流し込んでしまうと、今度は便器を傷めてヒビが入ったり、水漏れして使えなくなってしまう可能性があります。温度には十分に注意してください。

対処法3)割り箸で取り除く

固まったバリウムを取り除くのに、割り箸が役立つことがあります。割り箸の先端を使って、バリウムの端をそっと剥がしていきます。ただし、陶器に傷をつけないよう、強く押し付けたりこすったりしないよう注意が必要です。

対処法4)トイレ用洗剤を使って溶かす

トイレ用洗剤の中には、バリウムを溶かす効果があるものもあります。洗剤を付着部分に直接塗布し、5〜10分ほど置いてから水で流します。トイレ用洗剤を使って溶かす際は、他の対処法と組み合わせて使うとより効果的です。洗剤を流し込んだら、トイレブラシや割り箸を用意しておきましょう。

対処法5)ゴム手袋をして物理的に取り除く

ゴム手袋を着用し、直接手で取り除く方法もあります。抵抗がある方もいると思うので、この方法は最後の手段として考えましょう。手で触れる前に、まず水で十分に流し、バリウムを柔らかくしておきます。その後、優しく擦り取るように除去します。

 

これらの方法を試しても解決しない場合は、無理に対処せず、専門業者に相談することをおすすめします。

自力で難しい時は…プロに依頼して即日解決!

 

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自力でできる対処法をおこなってもバリウムが取り除けない時や、取り除くための時間が取れないなどの問題を抱えた場合には、プロの力を借りることも大切です。すでにトイレが詰まっていたり、数回水を流したとしてもトイレの水が白く濁ったままである場合には、排水管内にバリウムが詰まっている可能性があります。すぐに対処が必要です。

 

プロの水道業者にお願いをすると、問題を即日解決してくれます。除去できなくて悩んだり、対処がうまく行かなくて時間がかかってしまったりなどを考えると、最初からお願いするのも手段の1つです。

 

ホームページを参考に、無料で見積もりを出してくれる業者にお願いしてみましょう。その際に1社だけでなく複数に見積もりをしてもらうなどして相場を確認するのも良いかもしれません。とにかくそのまま放置せずに、バリウムを取り除くように動いておくことをおすすめします!

【予防策として】バリウムをトイレに付着させない対策

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結局のところ、バリウムは性質としてトイレに流れにくく、詰まりの原因にもなってしまうため、バリウムを使った検査をした後の排泄物を流す際には注意が必要です。

ここではバリウムを含む排泄物をトイレに付着させないためにできる「予防策」をいくつかご紹介します。

予防策①トイレットペーパーを敷く

バリウムと便器を直接触れさせないことが何よりも重要です。

バリウム検査後にトイレを使用する場合、使用前に便器の内側にトイレットペーパーを敷きます。溜水の箇所にトイレットペーパーを敷くことによって、バリウムを含んだ排泄物が便器の底に直接付かないようにするためです。

この方法は特別なことをしなくても、排泄する前にすぐできる方法の1つであるため、お手軽感がありますね。ただし、トイレットペーパーを使いすぎるとトイレ詰まりの原因となる可能性があるため、使用するペーパーの量は適度に抑えましょう。

予防策②水を流しながらトイレをする

バリウムを排泄する際、同時に水を流すことで、バリウムが便器に付着する時間を最小限に抑えることができます。これにより、バリウムが底に付着してしまう前に流すことができ、付着のリスクを大幅に減らすことができます。

ただし、タイミングが難しい場合もありますので、他の予防策と一緒におこなうことをおすすめします。

予防策③多めの水や下剤を飲む

医師の指示に従いつつ、検査後は通常よりも多めの水分を摂取しましょう。これにより、体内のバリウムが薄まり、排泄時のトラブルリスクを軽減できます。また、医師から許可がある場合は、緩下剤を使用することでバリウムが体内から出てくるまでの時間を短縮できます。バリウムは時間が経てば経つほど固くなってしまう性質なので、早く排泄することでバリウムが固くなりすぎる前にトイレに流すことができますよ。

予防策④非常用の簡易トイレ(使い捨てトイレ)を使用する

最も確実な方法として、バリウム排泄時に簡易トイレ(使い捨てトイレ)を使用する方法があります。ご家庭のトイレを全く使用せずに済むため、バリウムによるトイレトラブルのリスクを完全に回避できます。使用後は、製品の指示に従って適切に処分してください。

 

これらの予防策を組み合わせることで、バリウムによるトイレトラブルのリスクを大幅に減らすことができます。対策をしておけば、バリウムによって悩まされることも少なくなるでしょう。バリウム排泄時は予防策を最大限活用してくださいね。

バリウムによるトイレトラブルは対処法と予防策で解決できます!

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バリウム検査は私たちの身体を守るために必要な検査の1つですが、その後のトイレトラブルに悩まされる方も少なくありません。しかし、問題が起きてもこのコラムで紹介した対処法と予防策を実施することで、多くのバリウム問題を回避または解決することができます。

事前の準備として、トイレットペーパーを敷いたり、簡易トイレを用意したりすることで、トラブルのリスクを大幅に減らすことができます。また、万が一トラブルが発生した場合でも、ぬるま湯を使用したり、適切な道具で慎重に対処したりすることで、自力での解決が可能な場合も多くあります。

ただし、無理な対処は避けましょう。自力で行うことで余計に問題を大きくさせ、最悪の場合トイレが使えなくなってしまう可能性もあります。自力で解決が難しそうだと判断した場合には、躊躇せずにプロの水道業者やクリーニング専門家に相談することが大切です。

このコラムの情報を参考に、適切な準備と対策を行うことで、バリウム検査後の不安やストレスを軽減することができるはずです。バリウム検査で、そのあと困ったことが起きた!…そんな場合にはこのコラムで紹介したことを実践してみてくださいね。このコラムを通じて、バリウム検査後のトイレトラブルを回避するお手伝いができたら幸いです。

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